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チーズ工房 白糠酪恵舎(しらぬからくけいしゃ) モッツァレッラ[白糠郡]

2016年9月号 AIRDO機内誌「rapora」掲載
※情報は2016年8月1日時点の内容です

写真:モッツァレッラ(140~150g) 821円
※価格は販売店により異なる
白糠酪恵舎の直売店のほか、新千歳空港内のきたキッチン、カムイン北海道、釧路港市場、Wine&Cheese北海道興農社、道内各地のお土産店などでも販売。栄三郎商店のウェブショップでも購入可能。
http://www.rakuten.co.jp/eizaburou/


まるでミルクのようなフレッシュチーズ

ぷっくり艶やかなチーズを頬張ると、弾力のある歯応えと共に、ミルクの優しい甘さがジュワッとあふれる――。道東・白糠町にある「チーズ工房 白糠酪恵舎」が手掛ける「モッツァレッラ」は、数々の受賞歴を持ち、愛好家からは"日本一の国産チーズ"との呼び声も高い。

工房の代表・井ノ口和良さんは、帯広畜産大学卒業後、若手酪農家を指導する農業改良普及員として白糠町へ赴任した。酪農家たちと親交を深める中で、「地元産の新鮮な牛乳を生かしたい」という思いが高まり、2001年、一念発起し工房を設立。本格的にチーズ職人の道を歩み始める。

何度も海を越え、チーズ作りを一から学んだ修業先はイタリア。「おいしいチーズは質の高い生乳があってこそ、という教えを師匠から教わりました。牛乳は本来、お母さんのおっぱいから子牛が直接飲む物。そんな"優しくて強い母の味"を大切にしたいのです」と井ノ口さん。

牧場から搾りたての生乳を運ぶ際には、脂肪が壊れないよう細心の注意を払い、工房へ入れる時もポンプは使わず、重力で自然に流す。生乳に乳酸菌を合わせて発酵させた後は、もっちりとした弾力を出すため、丹念に練り上げ、手作業で一つ一つちぎってゆく。「思い付きでアレンジはしない。真摯(しんし)に正しく作ることが大事」。その"優しくて強い母の味"は、この町の酪農家の誇りでもある。

写真:45日間以上熟成させたセミハードタイプの「トーマ・シラヌカ」も人気。やわらかく、加熱するととろ~りととろけて、穏やかなミルクの風味が楽しめる。蒸し野菜やハンバーグ、ステーキにトッピングするのもお薦め。1個(100g)562円

こぼれ話

おいしい食べ方は?

モッツァレッラは鮮度が命なので、フレッシュな味わいを楽しむなら、カプレーゼなどシンプルな料理がお薦め。脂の少ない食材と相性が良く、秋サケやタラ、鶏のささ身などと焼くとジューシーな味わいに! 半分にカットして水気を切り、わさび醤油(じょうゆ)で味わえば、日本酒にもよく合う。

問い合わせ

[チーズ工房 白糠酪恵舎]

白糠郡白糠町茶路東1線116-11
TEL:01547・2・5818
9:00~17:00
休日:不定休
http://rakukeisya.jp

編集:(株)KADOKAWA 文:葛西麻衣子 写真:渋谷文廣

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2016年9月号 AIRDO機内誌「rapora」掲載
※情報は2016年8月1日時点の内容です

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