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中部国際空港エリア 名古屋コーチン 愛知県・名古屋市

2016年7月号 AIRDO機内誌「rapora」掲載
※情報は2016年6月1日時点の内容です

かみしめるほどにおいしい! 地鶏の王様とも称される味

日本三大地鶏の一つに挙げられる名古屋コーチン。正式な品種名は「名古屋種」というが、発祥は名古屋市の北側に位置する愛知県小牧市だ。明治時代に元尾張藩士の海部兄弟が、尾張地方の地鶏と中国から輸入したバフコーチンを交配して生み出したとされる。1905(明治38)年には日本家禽協会から国産実用品種第一号の鶏として認定された。だが、昭和30年代後半に大量生産に適した外国種の登場で絶滅寸前に。それでもその昔ながらのおいしさに再び注目が集まり、見事復活した。

鳥重商店は、名古屋を中心とする東海エリアのみならず東京や大阪にも取引がある鶏肉専門会社。グループ会社で名古屋コーチン専門の飲食店も運営する。名古屋コーチンは、契約農場で名古屋種同士から生まれた純系だけを仕入れる。「名古屋コーチンはうま味成分であるイノシン酸などの含有量が、ブロイラーと呼ばれる一般的な鶏よりも多いといわれています」と工場長。

ブロイラーの肥育期間は50~80日ほどだが、名古屋コーチンはおよそ120日程度と長い。自由に歩き回れる平飼いで育ち、体つきは筋肉質だ。そのため身が薄くはなるが、肉質は弾力があり、かみしめるほどにコクのあるうま味がじゅわ~っと染み出てくる。「そのおいしさを存分に堪能するには、焼き鳥など焼いたものか、煮込み料理がお薦めですね」。また、名古屋コーチンは卵もおいしい。丸ごとのうま味を堪能できる親子丼も人気メニューだ。

同社ではうま味と鮮度を大切に、朝びきにこだわって卸しているが、熟成させた「名古屋コーチン完熟鶏」を自社ブランドとして展開。独自の冷蔵貯蔵技術により、7日以上寝かせて今までにないうま味を引き出した。完全予約制だが、こちらもぜひ一度味わいたい。

飼育方法に手間暇が掛かり、ちょっぴり値が張る名古屋コーチン。だが、100年以上の長きにわたり愛される味わいで、満足感をもたらしてくれる。

味わうならここで

名古屋コーチン 鳥しげ 錦店

愛知県名古屋市中区錦3-18-21 東京第一ホテル錦1F
TEL:052・972・1331
11:00~15:00(LO14:30)、17:00~23:00(LO22:30)
休日:不定休
料金:ランチは名古屋コーチン親子丼御膳(並)¥1,100~他、夜は名古屋コーチンもも一枚焼き230g¥2,300~などの単品メニューの他、予約制のコース料理もあり
交通:中部国際空港より車で約50分、地下鉄栄駅①出口より徒歩2分

編集:(株)KADOKAWA 文:神保理恵 撮影:川島英嗣
参考文献:一般社団法人 名古屋コーチン協会(http://www.nagoya-cochin.jp/)

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2016年7月号 AIRDO機内誌「rapora」掲載
※情報は2016年6月1日時点の内容です

raporaはAIRDOが発行する機内誌です。
最新号はぜひ機内でお楽しみください。

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