cat_title_oishiizukan.jpg

東京国際(羽田)空港 イチゴ 千葉県君津市

2017年3月号 AIRDO機内誌「rapora」掲載
※情報は2017年2月1日時点の内容です

写真:安田いちご園のメイン品種「紅ほっぺ」。イチゴ狩り他直売所で販売も(¥400〜700)

温暖な気候風土に育まれた真っ赤な宝石を食べ比べ

豊かに茂った葉の隙間から、愛らしい顔をのぞかせる鈴なりのイチゴ。ひと際赤く熟した実を茎から外して頰張ると、爽やかな香りと甘酸っぱいエキスが口いっぱいに弾けた。千葉県君津市で3代続く「安田いちご園」は、今まさにイチゴ狩りシーズン真っ盛り。君津地域は、上総丘陵から東京湾沿岸の温暖な気候と、小櫃(おびつ)川や小糸川など豊かな水源に恵まれ、昔から農業が盛ん。中でもイチゴの名産地として知られ、1946(昭和21)年に君津市清和で栽培されたのが始まりだ。昭和30年代にはハウス栽培が確立し、生産量もアップ。昭和50年代半ばには、観光用のイチゴ狩りがスタートし、今では君津の春の風物詩として、多くの観光客でにぎわいを見せている。

「おいしいイチゴを作るのは、1年がかり。3月に、親となる苗をプランターで育てて子苗を増やし、9月にハウス内に植え替えます。25℃くらいの温度で実を育てて、翌年の早春にようやく商品として完成です」と、安田いちご園の3代目・安田好範さん。君津市では"環境に優しい農業"を推進しており、安田さんも安心安全なイチゴ作りに日々取り組んでいる。「化学肥料の代わりに漢方発酵エキスを使ったり、天敵栽培といって害虫を食べてくれる虫を利用したり。あと、締め切ったハウス内は二酸化炭素が不足してしまうので、炭酸ガスを入れて光合成を促します。そうすることで、色艶よく糖度も高く、病気に強い健康なイチゴに育つんですよ」。

1月から5月まで楽しめる安田いちご園のイチゴ狩りだが、品種によって、色や形、味わいはさまざまだという。
「大粒で甘みも香りも濃厚な"紅ほっぺ"、細長く酸味の少ない"章姫(あきひめ)"を中心に、白イチゴの"淡雪"、今季本格デビューの千葉ブランド"チーバベリー"など9品種を作ってます」。土日は先着100名限定で、最大9種の『食べ比べハウス』に入れるとのこと。好みのイチゴを探しにぜひ訪れたい。

味わうならここで

安田いちご園

千葉県君津市大井500
TEL:0439・32・2131
土曜日、日曜日、祝日10:00〜15:00(イチゴ狩り)、9:00〜(直売所)
※平日は不定期営業
料金:17年3月〜4/2(日) 4歳以上1800円、2〜3歳900円、1歳200円
※17年4/3(月)〜5月は割引料金(30分食べ放題)、予約不可(20名以上は要予約)
交通:君津ICより車で約3分
http://www.yasuda15.com

編集:(株)KADOKAWA 文:田山容子 撮影:笹沢賢一

1703cover.jpg

2017年3月号 AIRDO機内誌「rapora」掲載
※情報は2017年2月1日時点の内容です

raporaはAIRDOが発行する機内誌です。
最新号はぜひ機内でお楽しみください。

TOPへ