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アイヌ文化、科学などの研究。山の文芸誌の歴史に触れる旅今、北海道の博物館が面白い!北海道ミュージアム巡り

2017年1月号 AIRDO機内誌「rapora」掲載
※情報は2016年12月1日時点の内容です

好奇心をくすぐる知のワンダーランドへ

なぜ人は大人になると、博物館から足が遠のくのだろう。子どものころは出掛ける度に知らないものをたくさん見つけて面白かった。分からなかったことが分かって楽しかった。そんな素直な気持ちで、もう一度ミュージアム探検に出掛けてみてはいかがだろう。

北海道に点在する博物館の中から、今回の特集でご紹介するのは3館。北海道の空の玄関・千歳市の近郊では、白老町の「アイヌ民族博物館」をお薦めしたい。野外博物館でリアルにアイヌ文化を体感でき、活気のあるスポットだ。2020年に国立アイヌ民族博物館・国立民族共生公園に生まれ変わる計画も、国内外で注目されている。

写真1:アイヌ民族博物館では、古式舞踊や季節の行事を通して、アイヌの伝承文化を体感できる。写真は春と秋に行われる儀式、コタンノミ(集落の祈り)
写真2:足に履いて遊ぶ玩具・セイピラッカ(貝げた)
写真3:シトキ(飾り板付き玉飾り)は、母から娘、しゅうとめから嫁へと代々受け継がれる宝物
写真4:博物館スタッフ手作りのマタンプシ(鉢巻き)。ミュージアムショップの人気アイテムだ

札幌市では2016年のリニューアルでより展示が充実し、お土産にぴったりなミュージアムグッズもそろう「北海道大学総合博物館」へ。 アカデミックな雰囲気が漂う空間で、原寸大や世界初の貴重な標本や資料が無料で公開されている。

写真左:北海道大学総合博物館のある旧理学部本館の吹き抜け、通称「アインシュタイン・ドーム」。昭和の面影が残るモダン・ゴシック風建築
写真右:北海道大学総合博物館の展示の一例。1998年から研究が進められているロケットの模型

写真左:シックなデザインの博物館フロアMAP
写真右:北海道大学総合博物館内にある「知の交差点」スペース。公開講座などを開催している

そして、世界遺産の知床半島では知る人ぞ知る私設展示施設「北のアルプ美術館」に注目を。憧れ続けた山の文芸誌の終刊後、ひとりの読者が10年の歳月をかけ、こつこつと丹念に作り上げた展示はまさに珠玉の空間だ。

写真左:串田孫一の500冊以上ある蔵書やストーブなどが再現された居間
写真右:文学や詩、版画、絵画など、全てに山への愛情が込められていた文芸誌『アルプ』

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2017年1月号 AIRDO機内誌「rapora」掲載
※情報は2016年12月1日時点の内容です

raporaはAIRDOが発行する機内誌です。
最新号はぜひ機内でお楽しみください。

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