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信州・小布施で生まれ変わる赤エンドウ [長野県上高井郡小布施町]豆の故郷 北海道/信州・小布施で生まれ変わる赤エンドウ

2017年3月号 AIRDO機内誌「rapora」掲載
※情報は2017年2月1日時点の内容です

栗の名産地小布施で長く愛される道産赤エンドウ100% の方寸

「竹風堂」は、小布施産の栗を主とした国産栗へのこだわりで知られる、1893(明治26)年創業の老舗銘菓店。長野県・小布施町にある本店をはじめ、東北信、中南信に12店舗の直営店があり、¨小布施の味¨として親しまれている。創業から124年を迎える本店の広い敷地は、江戸時代に陣屋(代官所)が置かれていて、その前を通る国道403号は、その昔長野県千曲市稲荷山から新潟県十日町までをつなぐ「谷街道」という交通路だった。

栗の里・小布施は、人口1万人余りの県内で最も面積の小さい町ながら、「見処」「食べ処」「買い物処」の充実した、年間約100万人が訪れる観光地。江戸時代から中央の学問、文芸等に対する憧れが強い土地柄で、俳人小林一茶は江戸から帰郷後、この地で多くの弟子と親交を深めた。

また地元の豪商高井鴻山は、江戸期を代表する浮世絵師、葛飾北斎を小布施に招き、その滞在の間に多くの名作を得たことが、町づくりの中核となった。これらの歴史文化に触れられるのが、小布施町内に立つ「北斎館」「高井鴻山記念館(2017年3月は改修のため休館)」、竹風堂本店敷地内にある「日本のあかり博物館」など数々の文化施設。またこの他、北斎の天井絵「八方睨み鳳凰図」がある「岩松院」、国指定重要文化財でもある「浄光寺の薬師堂(室町期に建立)」、日本画家・中島千波の作品を展示する「おぶせミュージアム・中島千波館」も見応えがある。

写真左:茶席で供される銘菓としても愛されている
写真右:価格は1パック4枚入りで¥172。6パック24枚入り¥1,026

竹風堂の初代が落雁「方寸」を創製してから約100年。地元の赤エンドウから戦後、選別等級がしっかりと管理されている北海道産となり、日本茶やコーヒーとの相性の良さもあって、今日、日産6万枚の銘菓へと発展した。原料は赤エンドウと白双糖と水分だが、舌触り、口溶け、風味の香ばしさは、不思議と店によって微妙に異なる。「方寸」の名は、一寸(約3㎝)四方に由来し、心は「心の臓一寸四方に宿る」とされることから、人の心も表す。

DATA

竹風堂 小布施本店 [長野県上高井郡小布施町]

長野県上高井郡小布施町973
TEL:026・247・2569
http://chikufudo.com
※通販可

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2017年3月号 AIRDO機内誌「rapora」掲載
※情報は2017年2月1日時点の内容です

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