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岡山空港エリア 岡山県岡山市 名園・後楽園とかつての城下町を巡る

2016年11月号 AIRDO機内誌「rapora」掲載
※情報は2016年10月1日時点の内容です

11月中旬ごろから、美しく色づく紅葉が見られる「岡山後楽園」。
すぐそばには岡山の歴史を学べる岡山城をはじめ、城下町の面影を残す町並みの中に美術館が点在している。
かつての城下町の名残と、町の歴史や文化に触れてみよう。

写真:園内中央にある沢の池。茶屋がある中の島や、御野島など3つの島が浮かぶ。中の島と御野島の間にはかつて岡山にあった上道郡の郡境があり、石標がその名残を伝えている

江戸時代の面影を残した名園

日本三名園の一つ「岡山後楽園」は、1700(元禄13)年に岡山藩2代藩主・池田綱政が家臣の津田永忠に命じて造らせた回遊式の庭園。藩主の安らぎの場というコンセプトのもとに造られたため、園内に点在する建物の座敷から眺望を楽しめる造りとなっている。建物は水害や戦災の被害にあい、復元されたものだが、当初藩主の居間として造られ、ここからの眺めが最も美しいといわれる延養亭や、内部に水路を通した珍しい造りの流店など、江戸時代の名残を思わせる建物がある。 豊かな自然に包まれた園内は一年中美しい景色を見せるが、11月中旬から12月上旬にかけては紅葉が見頃を迎え、より一層美しさを増す。紅葉の時季に合わせて夜間ライトアップも行われ、昼と夜で異なる表情を楽しめる。

かつての城下町の歴史と文化

後楽園の眼前に流れる旭川の対岸にある岡山城は、1597(慶長2)年に豊臣秀吉の指導を受けて宇喜多秀家が築城したもので、豊臣時代を今に伝える数少ない城として親しまれている。天守閣は再建されたものだが、内部の展示によって岡山の歴史を学べる。
後楽園、岡山城の他に立ち寄りたいのが、隣接する市街地、出石町。空襲による戦災を免れた数少ない町で、城下町だった当時の名残を留める伝統的な和風建築が残っており、大正から昭和初期にかけて建てられたものも多く、風情ある景観を生み出している。

また、周辺に多くの美術館や博物館が密集していることから〝岡山カルチャーゾーン〟と呼ばれている。岡山ゆかりの芸術家による作品を多数展示する「岡山県立美術館」や、主に西アジアの考古美術品を展示する日本唯一の古代オリエント専門公立美術館「岡山市立オリエント美術館」など、後楽園や岡山城の前後に美術館などを巡るのが定番の観光コースに。
さらに界わいには、古民家を利用したレトロなカフェや、50年以上地元で愛される洋食店などの飲食店も多数。
地元の食材を使った料理やご当地グルメが食べられるので、散策の休憩やランチに立ち寄ってみては。

写真左: 2016年11/18(金)〜27(日)に開催される「夜間特別開園 秋の幻想庭園」によるライトアップ。秋ならではの幻想的な美しさ ※写真はイメージ
写真中央:園内きっての紅葉名所、千入の森。ここで見られる紅葉を目当てに、毎年多くの人が訪れる
写真右:かつて休憩所として使われていた流店は、内部中央に水路を通すなど、全国的にも珍しい造り

DATA

岡山後楽園 [岡山県岡山市]

国の特別名勝に指定される名園で、総面積は約14万㎡。園内では、季節の花など四季折々の景色が楽しめる。
ほか、園内を一望できる建物など多数の見どころがある。11月の紅葉ライトアップも見事。

岡山県岡山市北区後楽園1-5
TEL:086・272・1148
8:00〜17:00、2016年11/30(木)までは7:00〜、2017年3/20〜9/30は7:30〜18:00(最終入園各15分前)
休日:無休
料金:大人¥400、65歳以上¥140、2017年3/31(金)まで高校生以下無料
交通:JR岡山駅より岡電バス藤原団地行き約12分、後楽園前より徒歩すぐ
http://okayama-korakuen.jp

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2016年11月号 AIRDO機内誌「rapora」掲載
※情報は2016年10月1日時点の内容です

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最新号はぜひ機内でお楽しみください。

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